I.D.HYBRID BRAINS 3　H22.9.3  第３回総会報告 (3)

　Ｉ.Ｄ.Ｈ.Ｂが３年目という節目を迎えた。念願の「異業種間交流」を実現し、確実にブレーンも増え、世の中にムーブメントを起こす土台が整い始めている。Ｉ.Ｄ.Ｈ.Ｂが初志を忘れず、しかも参加者のニーズに応える形で、進化していくことを目指していく。

　Ｉ.Ｄ.３の始動の日であるこの日に、都内各地から高円寺北区民集会所に集結した同志は、脳番号３、１４、７７７、５２２、２７、１７、２５２５、５５、２、１９３。そして、新たに参加してくれた三鷹市で小学校教員をされている１０の総勢１１名。海外青年協力隊として、約２年間、Ｉ.Ｄ.の活動を休止していた副代表（１４）が無事復帰。税金をもとに貴重な経験をしてきた副代表には、今後のＩ.Ｄ.Ｈ.Ｂ躍進の原動力になってくれることを期待している。

１９：４０から２０：５０までの活動で、まずは規約の一部改訂である「執行部への昇格資格」の明確化、そして新制度「Ｉ.Ｄ.コア」の設立についての説明をした。１年間の活動の中で、総会および５回の定例会があり、全６回中５回以上の出席で、執行部入りもしくは、Ｉ.Ｄ.コアへの昇格資格が与えられ、４回以上の出席で、Ｉ.Ｄ.コアへの昇格資格が与えられることにした。昇格権の行使は各ブレーンに委ねられており、行使するかどうかは自由意思で決められる。「Ｉ.Ｄ.コア」は新しい階級で、Ｉ.Ｄ.Ｈ.Ｂの中核メンバーであることを意味する。仕事や役割が特に増えるという訳ではないが、「Ｉ.Ｄ.ＩＳＭ」をより積極的に広めていくという使命が課せられる。今回、５名のブレーンが昇格権を行使し、新たに「Ｉ.Ｄ.コア」ブレーンが誕生した。

そして昨年同様、今回の主題である「Ｉ.Ｄ.ＩＳＭ」について、ＰＣ画面を見ながら、ブレーン達と共通理解を図った。昨年度のレジュメに、新たに追記した部分も含め説明した。

人にはそれぞれ役割があり、その人にしかできない使命が与えられていて、その役割、使命を全うすることが、社会全体の幸福につながると考える。それについて「大樹」の写真を見ながら、イメージを膨らませた。他の部位より高い位置の枝でありたいか、どうせなら陽の当たる葉でありたいか、他の部位の束ねる太い幹でありたいか、影ながら支える根でありたいか、それぞれ社会の中で自分がどうありたいかという漠然とした像は、これまでにもイメージしたことはあるであろう。しかし、自分がありたい像とあるべき像は、違うかもしれない。もっともっと身を粉にして行動していかなければいけない人もいるだろうし、分不相応な像を追うことで不満足感を覚えている人もいるだろう。やはり大切なのは、自分にしかできない、自分でないとできない道が、足下から見えない先に続いているということを自覚し、それを受け入れ、そして全うしていくことである。各ブレーンが使命に目覚め、それぞれの役割を全うしていこうとすると、その過程で行動の変容が起こる。そのポジティブな変化の波紋が、その周囲へと広がり、やがて社会全体の改善、刷新につながっていくと考える。公共のために刷新していくムーブメントの源泉に、「Ｉ.Ｄ.ＩＳＭ」の精神が位置づけられていくことを、今後も目指していく。